2012年5月5日土曜日

ソフトキーボード更新

○概要
個人的趣味に合わせて作っているWindows7用マルチタッチ対応日本語フリックキーボードです。
現時点では自分以外の使用実績がほとんどないため、癖が強く完成度は低いと思います。

○変更点
5月5日版
・タイプ中に誤ってタイトルバーに触れることがあるので、タイピングから0.5秒間はタイトルバーのクリックに反応しないように変更
・オプションでサイズ変更を禁止できるように変更
・モード変更にバグがあったので修正
3月24日版
・カーブオンオフ設定が保存できなくなっていたので修正
・オプションの設定初期化が古い値のままになっていたので修正
3月22日版
・カーブフリック判定の全見直し
・日本語フリックモードの「?」と「!」の配置をスマフォに合わせて変更
・ローマ字変換入力の時、「?」と「!」を全角に変更(JISかな入力の時は従来通り英語の全角半角に依存)
・日本語フリックモードの「・」の位置を「。」「.」と同じ位置に移動(JISかな入力でのみ入力可能)
・多重起動防止を追加
・ウィンドウタイトル変更
・タイトルバーフリック時の縮小位置がセンタリングされる問題を修正

○使い方
・初回起動時、左右分割で起動します。
・最大化すると左右分割ウィンドウに、最大化をやめると通常のウィンドウになります。
・非アクティブ(半透明)状態でキーボード内をタップまたはフリックすると、仮想的にキーボードが押された状態を作り出し、アクティブになっているアプリケーションにキーボード入力を行うことができます。
・日本語フリック、英語フリック(個人的趣味によりABCではなくQWE並び)、フルQWERTY(記号類や大文字はフリックに配置)の3モード構成。
・アクティブ(不透明)状態でキーボード内をドラッグするとキーボードのサイズ変更を行うことができます(タッチミスによる望まないサイズ変更を防ぐため、通常のウィンドウ枠ドラッグによるサイズ変更は禁止しています)。
・アクティブ状態で右クリック操作(プレス&タップ等)を行うと設定ダイアログが出ます。
・タイトルバーをフリックすると、ウィンドウを縮小してフリック方向の画面端に移動します(下フリックでは最小化し、縮小ウィンドウは残りません)。

○盤面表記説明
・日本語フリックモード
full QWERTYモードに変更します。
カナ IME入力モードをカタカナに切り替えます。
_カ カタカナと英字記号の全角/半角を切り替えます。
英語フリックモードに切り替えます。
c-Z Ctrl+Zキーを入力します。
-C Ctrl+Cキーを入力します。
-X Ctrl+Xキーを入力します。
-V Ctrl+Vキーを入力します。
カナ確 変換キーを入力します(IME設定がデフォルトで入力中/変換中の場合、カタカナに変換します)。
節確 無変換キーを入力します(IME設定がデフォルトで入力中/変換中の場合、文節を確定します)。
再変換 無変換キーを入力します(IME設定がデフォルトでテキスト選択中の場合、アプリケーションが対応していれば再変換されます)。
sTab Shift+Tabキーを入力します。
s矢印 Shift+カーソルキーを入力します。
X゛゜ 直前に入力した文字の清音、濁音、半濁音もしくは半音を入れ替えます。
(「 (を入力します。続けて「X゛゜」キーを入力すると(と「を入れ替えます。
)」 )を入力します。続けて「X゛゜」キーを入力すると)と」を入れ替えます。
ー/ ーを入力します。続け「てX゛゜」キーを入力するとーと/を入れ替えます。
、, 「、」を入力します。続けて「X゛゜」キーを入力すると「、」と「,」を入れ替えます。カーブフリック有効時は右旋回の右フリックで直接「,」を入力することができます。
。. 「。」を入力します。続けて「X゛゜」キーを入力すると「。」と「.」を入れ替えます(日本語入力がJISかな入力である場合、さらに「・」にも切り替わります)。カーブフリック有効時は左上フリックで直接「.」を入力することができます(日本語入力がJISかな入力である場合、右上フリックで直接「・」を入力することができます)。

・英語フリックモード
日本語フリックモードに変更します。
全半 英数記号の全角入力と半角入力を切り替えます。日本語フリックモードに配置されている英数記号の全角/半角もこのキーで切り替わります。
1! シフトなし時は1、シフト時は!を入力します。

○設定可能項目
効果音あり/なし
フリック開始距離
フリック確定距離
カーブフリック有効/無効
斜め方向広さ
サイズ変更禁止/許可

○カーブフリックについて
デフォルトではオフになっています。
カーブフリックはマイクロソフトかWindowsフォンで採用した改良型フリックで、通常のフリックの中央/十字方向へのフリックによる1ボタンでの5文字打ち分けに加えて、以下が追加されています。
1.左斜め上フリックによる、小さい「ぁ」と「ぱ」の入力(日本語入力がローマ字かな変換になっている場合のみ小さい「ヵヶゎ」の入力も可能)
2.右斜め上フリックによる、濁音の入力
3.十字方向フリックの左カーブによる小さい「ぃぅぇぉっ」と「ぴぷぺぽ」の入力
4.十字方向フリックの左カーブによる濁音化
5.斜め下フリックによる無フリック即時入力(このソフトキーボードには実装していません)

本家のカーブフリックを使ったことがないので使用感は異なると思います。

○注意点
キーボードレイアウトは日本語にしか対応していません。
キーを押したことにして入力するので、日本語入力でローマ字変換を使っているかJISかな入力を使っているかによって、入力可能な文字に制限があります。
ローマ字かな変換で入力できない文字
「・」等
JISかな入力で入力できない文字
小さい「ヵヶゎ」等
記号類の全角半角は、IME ON中の英数入力モードが全角になっているか半角になっているかによって変わります。
winpos.txtというファイルに設定を保存します(レジストリは使いません)。

http://dl.dropbox.com/u/17137175/softkey.zip

1 件のコメント:

  1. PC用のフリック入力ソフトを探しておりました!
    ありがたく使わせて頂きます!

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