2011年11月27日日曜日

Series7 Slate ユーティリティランチャを調べた

マルチタッチジェスチャを使った操作を行う目途がついたものの、各ユーティリティの起動で2/3/5(なぜか4タッチでも5タッチと同様に動作)タッチジェスチャ(2点下フリック以外はタッチ点数しか見てないようでジェスチャとは言えないかもしれないけど)が使われているため、停止する方法がないか調べました。

わかったこと

○ソフトウェアアップデートが来ていた
Easy Software Managerを起動してみたらファームを含めた6件(うろ覚え)のソフトウェアにアップデートが来ていました(公式のダウンロードページでは最近の更新が無かったから最初から最新状態だと思ってた)。

○Series7 Slate バッテリー保護モードがないのを確認
マニュアルを見るとOptionalとしながらもバッテリー保護モードに関する記述があったので、Easy SettingとBIOS設定を見てみましたが、実際にはバッテリー保護モードに関する設定はありませんでした。
Smart Battery Driverをインストールしてみたけど常駐はするもののバッテリー保護動作はしていない様子(ACPIドライバーとの相性問題で動作しないケースがあるとか)。
Series7の気に入らないポイント2位に浮上(今の一位はSaiの筆圧)。

○ユーティリティランチャ
C:\Program Files (x86)\Samsung\Touch Supporte\InputSupporter.exe
を停止すれば、ジェスチャによるユーティリティ起動を止められます。副作用は特には見つからず、InputSupporterを起動しなおせば再びユーティリティが呼び出し可能になることを確認。

自由にジェスチャを使える見通しがついて、夢がひろがりんぐ

ソフトキーボードにSeries7 Slateのペンボタン拡張組をみ込み

ワコム拡張ドライバーが動作するようになったため、この内容は古くなりました。(12/07更新)

ペン先側に近いボタンにCtrl+Zを、ペン先から遠いボタンに右クリックを割り当ててペンを画面から浮かせたまま操作していた私にとって、1ボタンペンしかサポートしない事がSeries7に対するもっとも大きな不満で(もう一つの不満であるSaiへの非対応については、Saiの使用頻度が多くないことから、イラスタに変えても良いと考えていま)した。

幸いRawInput情報に2つ目のボタンの情報も含まれていたので、作りかけているソフトキーボードにSeries7の場合はペンボタンを上記の設定で使用する機能を追加してみることにしました。

http://dl.dropbox.com/u/17137175/softkeyS7.exe

注意
・意図して損害を与えるコードを入れたつもりはありませんが、ソフトキーボードはまだバグが残っています。
キーがダウン状態で固定されることがあります。
ウィンドウが消えることがあります。
・現状ペンボタンの機能を設定できるようにも、ペンボタン機能を切れるようにもなっていません。Series7で使用した場合、コントロールパネルの設定にかかわらず
ペンの第一ボタンをONにするとCtrl+Zのキーコードが送られます。
ペンの第二ボタンをONするとマウス右ボタンダウンコードが送られます。
ペンの第二ボタンをONするとマウス右ボタンアップコードが送られます。
・一応検査はしましたが私は無料のアンチウィルスソフトしか使っていません。

タッチオンオフに関わらずマルチタッチジェスチャで操作することもできそうだけど、デフォルトのジェスチャ止めないと混信してしまいそう。

2011年11月24日木曜日

Series7のペンとタッチ情報を調べた(11/24追記)

ワコム拡張ドライバー
・7.01 インストールできず
・5.08 インストールはできるものの動作せず

TM2Control 1.3
・タッチOn/Offの制御が効くことを確認
・画面回転が効くことを確認
その後画面が自動回転しなくなった(これが原因かは未確認)
(11/24追記:自動回転ロックスイッチを触ってしまっただけの模様)
システム復元で回復

RawInputAPI
・ペンから8バイトのデータを受信しており、2ボタンのペンからはボタン情報が取れることを確認
・タッチでは58バイト(1タッチごとに7バイト)のデータを受信しており、タッチOffでも送信されてきているのを確認

ペンボタンでアンドゥするツールを作れそうでホッとした。
本当は昨日作るつもりだったが、夕方寝ておきたら日付変わってた。

2011年11月20日日曜日

Samsung Series7 Slate(03US)購入 (12/07ワコム拡張ドライバーについて修正)

○Series7 Slateについて
細かいスペック等は調べてもらうとして概略だけ
ワコム電磁誘導ペンと正殿式マルチタッチが使える11.6型画面のピュアタブレット型WinowsPC
http://www.youtube.com/watch?v=GH55ZTKaGc8

○入手経路
米アマゾン\109,638
輸入代行$55
輸入時消費税?\3,100

○期間
販売元->輸入代行6日
輸入代行->配達6日

○調べようとしてもわかりにくかった事など
・03USにはキーボードとドック付属
・128GBモデル(2パーティションに分割等分されている)で空き容量は70GB前後(容量調べる前にインストール初めてしまったので詳細不明)
・インクコントロールやイラストスタジオでペンの筆圧有効、Saiでは無効(12/07 EP121のドライバーでSaiでも筆圧有効に)
・従来のワコムセンサ使用タブレットPCと同様に、ワコムの旧液晶タブレット(sx-1500等のインティオス化前のモデル)用ペンが使用可能
・ワコム拡張ドライバーは機能せず、ペンへのボタン割り当てやキャリブレーションは素のWindowsタブレットの物を使用する。そのため変更の自由度が少なく、ボタンが二つあるペンでも二つ目のボタン別に設定することができない。(12/07 EP121のドライバーで2ボタン割り当て可能に)

○ペンとタッチの精度
・タッチパネル感度は従来のワコム製タッチパネルとは比べ物にらないほど高い
・感度高すぎて、タッチアップ時に不用意に動かすと意図しないハネが出たりすることも
・マルチタッチ時、タッチ点間の距離が2cm以下になると混信する(http://www.youtube.com/watch?v=vrTEwdNPEII)
・ペン精度は従来のワコムペン使用タブレットPCと同程度(使ったことある人ならわかると思いますが、ペン先とカーソルに多少のズレはあるものの、ひどいズレはないというレベル)。N-trig製のデジタイザと比べると、位置精度は多少優秀な程度だが筆圧精度はかなり高い。

○伝統的ウィンドウズタブレットPCとしての素性の推測
・ワコム拡張ドライバーによらないプレーンなタブレットPCに、サムスンのギャラクシータブ等のタッチパネルを移植したもの?

○気に入らない点
・ペンボタンを設定できない(いつもペンボタンにアンドゥを割り当てているので結構痛い)
・故障の不安
・USBコネクタが少ないドック(1個しかない)
・Saiで筆圧が使えない

○気に入った点
・軽い、薄い
・atomタブレットにはないキビキビ感
・感度の高いタッチパネル(従来のワコムセンサ使用タブレットPCはタッチ感度が低く使用感がよくなかった)
・明るいディスプレイ
・ファンがついているため多少音は出るものの、負荷が低い状態ではファンレスatom機より熱くない
・起動が早い(コールドブート15秒、スリープ復帰2秒)
・マルチタッチを生かしたジェスチャによる操作に期待(まだちゃんと試していません)

今のところはよい買い物をしたと思っています。

ソフトキーボード、いったんまとめ

http://dl.dropbox.com/u/17137175/softkey.exe

○変更点
バグ修正
SEを押した時、斜め方向入力時、カーブフリック入力時とした
押したキーを反転表示するように


○概要
個人的趣味に合わせて作っているフリックキーボードです。
設定変更などはテキストファイルを書き換えて行う等、まだ人様に使ってもらう完成度には達していません。

○カーブフリックについて
デフォルトではオフになっていますが、カーブフリックに対応しています。
カーブフリックはマイクロソフトかWindowsフォンで採用した改良型フリックで、通常のフリックの中央/十字方向へのフリックによる1ボタンでの5文字打ち分けに加えて、以下が追加され濁音やています。
1.左斜め上フリックによる、小さい「ぁ」と「ぱ」の入力
2.右斜め上フリックによる、濁音の入力
3.十字方向フリックの左カーブによる小さい「ぃぅぇぉっ」と「ぴぷぺぽ」の入力
4.十字方向フリックの左カーブによる濁音化

Windowsフォンは使ったことがなく想像での実装のため、本家とは使用感が違うかもしれません。

○使用方法
設定用テキストファイルを書き出すので書き込み可能なフォルダに置いて実行してください。
タイトルバーをダブルクリックすると左右分割します。
アクティブ状態でウィンドウ内をドラッグすると、サイズ変更やウィンドウの移動ができます。
タイトルバーやアクティブ状態のウィンドウを下フリックすると最小化します。
タイトルバーやアクティブ状態のウィンドウを左/右/上フリックするとウィンドウを小さくして画面の端に移動します。

○設定方法
起動すると作られるwinpos.txtを書き換えて設定します(読み込みは起動時のみ)。
winpos.txtの例と説明
10.12 <--カーブ判定値、1以下でカーブフリック有効化し、値が小さいほどカーブと判定されやすくなります。
7 <--十字方向フリック判定距離、これ以下だとフリックと判定されません。
25 <--カーブフリック判定用中点距離、これ以下の距離ではカーブ判定されません。
40 <--カーブフリック確定距離、これを超えるとキーアップしなくてもカーブが確定し文字が入力されます。
2.4 <--斜め方向の判定値(水平側)、小さくすると斜めと判定されにくくなります。
2.4 <--斜め方向の判定値(垂直側)、小さくすると斜めと判定されにくくなります。
0 100 330 218 <--ウィンドウ初期位置とサイズ、毎回終了時点で書き換えられます。
0 <--初期モード(終了時のモードで書き換え)

2011年11月3日木曜日

ソフトキーボード 移動,サイズ変更とサウンドの仮実装

http://dl.dropbox.com/u/17137175/softkey.exe

・タイトルバーを下フリック時に最小化、上左右フリックフリック時にウィンドウを小さくして画面の端に移動するよう修正
・ウィンドウアクティブ時のキーボード部分フリックでも同上
・ウィンドウアクティブ時のキーボード中央部のドラッグでウィンドウ移動するように修正
・ウィンドウアクティブ時のキーボード周辺部分のドラッグでウィンドウサイズ変更するように修正
・キータイプ音追加

ちょっとやっつけ気味。